世界で読み継がれてきた童話作家として有名なアンデルセン。
しかし、当時は詩人や戯曲作家として名を馳せていた。
そんなアンデルセンを、音楽を通じて改めて見直した。
アンデルセンは、ロマン派と呼ばれる時代の作曲家たちと交流があった。
メンデルスゾーン、シューマン夫妻など、アンデルセンの詩に影響された作曲家はたくさんいる。
リストは彼に「新時代のオルフェウス」と呼ばれる程インスパイアされていて、アンデルセンの美学形式の基になった。
また、アンデルセンの童話『マッチ売りの少女』『人魚姫』『みにくいあひるの子』『はだかの王様』などにインスピレーションを受けた作曲家たちの作品も併せて紹介したい。
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皆さんは「リコーダー」という楽器の奥深さをご存知でしょうか。現在では、小・中学校での教育用楽器としてよく知られていますが、この楽器はルネサンス・バロック期に全盛期を迎えた後、横吹きのフルートに取って代わられ、芸術の世界から衰退していきました。そして20世紀、古楽器復興活動によってリコーダーは再び蘇り、今日では古楽器、現代音楽の演奏楽器、教育用の楽器として使われています。
今回の「リコーダー~終わりなき旅~」では、様々な時代を生きてきたリコーダーに焦点を当て、リコーダーに関する出版物、リコーダー奏者として活躍した人物の写真などを展示しています。ぜひご覧下さい。
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国立音楽大学音楽学部音楽学学科第21回研究発表会
リコーダー~終わりなき旅~
日時●11月15日(火)16:30開演(16:00開場)
場所●国立音楽大学講堂小ホール●入場無料
日本の音楽出版社シリーズ第1弾として、セノオ楽譜を取り上げました。
当館では250点ほど所蔵していますが、今回は、昨年、生誕120年を迎えた竹久夢二を紹介します。夢二の手掛けた表紙の楽譜などを展示します。
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ベートーヴェンの《田園交響曲》は、具体的な標題をもつ各楽章がさまざまな自然の情景を描写するなど、彼の9つの交響曲のなかでもユニークな側面をもっています。しかし、この傑作の魅力はそれだけではありません。今回の展示では、本学所蔵の貴重な初版譜、「自然とベートーヴェン」をテーマとした絵画、創作過程を示すスケッチや自筆楽譜などを通じて、この作品にまつわる多彩な魅力の一端をご紹介いたします。
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スクリャービンは19世紀末~20世紀初頭に活躍した作曲家・ピアニストです。今回の展示では、肖像や研究書、自筆譜ファクシミリの他に、スクリャービンが影響を受けたベルギー象徴派の画家ジャン・デルヴィルの絵画を取り上げることで、スクリャービンの神秘的な世界に迫ってみたいと思います。またAV資料室では、スクリャービン自身の演奏や、スクリャービン演奏家として名高いソフロニツキーやネイガウスなどの20世紀中盤の演奏も紹介しますので、ぜひそちらもお立ち寄りください。
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レクチャーコンサートで演奏されたブラームス《大学祝典序曲》、ヴェルディ《椿姫-乾杯の歌》、シュトラウス《こうもり》第2幕フィナーレ〈乾杯〉、ベートーヴェン《交響曲第7番》。
図書館所蔵の楽譜や作曲者の肖像画、舞台の写真などを展示します。
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