国立音楽大学附属図書館 Kunitachi College of Music Library

資料の探し方Q&A:2001年12月

サクソフォーンとピアノの組み合わせで、演奏時間が10分くらいの曲を探しています。

演奏会のプログラムを組み立てる場合など、演奏時間が予めわかると曲探しに役立ちそうですね。OPACでも、検索項目に演奏時間を入力して曲を探すことは可能です。この問題は、楽譜とCDにわけて説明しましょう。

<Ⅰ.楽譜の場合>
楽譜そのものに演奏時間が記されている場合のみ、目録にその時間を記載します。
演奏時間が10分の場合、外国で出版された楽譜には"Duration: 10:00" (およその場合は、"Duration: ca. 10:00")というように、日本で出版された楽譜には、「演奏時間: 10分」 (およその場合は「演奏時間: 約10分」)と記載します。

<Ⅱ.CDの場合>
ほとんどのCDには、実際の演奏時間が書かれていますから、目録にはその時間を記載します。秒の単位まできっちり記載するのが、楽譜との大きな相違点です。ですから、ある曲を比較した場合、楽譜には「約10分」と書いてあったけれど、あるCDでは、「再生時間: 10:06」、あるCDでは「再生時間: 9:58」(CDの場合は、ここにあるように「再生時間」ということばを用います)というようなことが起こり得るのです。

さて、実際に検索する場合にはどのように検索キーを入力してすればいいのでしょうか。詳細検索の画面で、実際に試してみましょう。

<Ⅰ.楽譜の場合>
楽譜の場合は簡単です。まず、資料の種類は、「楽譜」にチェックを。サクソフォーンとピアノの曲を探しているのですから、検索項目「件名」に「saxophone and piano」(右側のボックスは「フレーズ:前方一致」)と入力します。肝心の時間はどう入力するかということですが、(上の説明を参考に)検索項目「注記(資料)」に"10:00"とか「10分」とか求める時間を入力すればいいのです。結果は……ご希望にかなう曲は、わずかですが3件みつかりました。

<Ⅱ.CDの場合>
CDの場合は、もう少し工夫が必要です。まず、資料の種類は「録音資料」にチェックします。検索項目「件名」に「saxophone and piano」(「フレーズ:前方一致」)と入力します。ここまでは、楽譜を同じですね。さて、問題は再生(演奏)時間の入力の仕方です。秒の単位まで予測して検索するなんてことはできませんものね。そこで、ここには 「10:*」というふうに入力します。この「*」という記号は、本来ここに記載すべき文字を省略したことを表しているのです。つまり、「10分何秒かの再生時間の曲を探してきて」という意味ですね。9分代の曲を探しているなら「9:*」と入力すればいいですね。こちらの結果ですが……やはりわずかですが、5件みつかりました。

下にCDの検索例を示します。

詳細検索画面:資料の種類:楽譜とCD;件名:saxophon and piano(フレーズ:前方一致)と注記:10:*

もう、ひとこと

1枚のCDには、10分くらいの曲なら6-7曲は収録されているのが普通です。

実は、上に示した検索では、1枚のCDの中に「サクソフォーンとピアノの曲」と「10分くらいの曲」の2つの条件を満たすものを探してきた例なのです。ですから、よくよく中味を吟味してみたら「10分くらいの曲というのは、サクソフォーン2台とピアノの曲だった」ということもありえます。

「検索条件と検索結果が1対1で対応しないこともある」ということをご了解ください。

(検索結果件数は2001/12/28現在)