研究紀要 50 (2015) 請求記号 = [PB102 50]

著作者 栗山 和樹 ( Kuriyama Kazuki )
タイトル 映画音楽におけるジェームズ・ニュートン・ハワードの作曲技法
( An Analysis of James Newton Howard's Film Scoring Technique )
ページ 69-78
本文の言語 日本語
キーワード 映画音楽 / 映像 / 背景音楽 / 近代和声 / 作曲技法
抄録  数多くの映画音楽を手がける作曲家ジェームズ・ニュートン・ハワード作品の中から、奇想天外なコメディ作品の中に、ロマンスや人と人との心のふれあいを描く心動かされる秀作、米国映画「デーヴ」の背景音楽に関する作曲技法を、映画1作品を通して、その作曲技法を和声的側面から分析、考察する。ペダル・トーン、オスティナート、旋法和声、ダイアトニック・モーション、遠隔調への転調など映画音楽で使用される代表的な基礎作曲技法がどのように使用されているかや、三度和声、四度堆積和音など近代和声が映像のキューや転調とどのように関わり、どのように構築されているかを分析する。今回はスペースの関係で一部分の背景音楽の分析のみ取り上げているが、和声的工夫による作曲技法が映画音楽作曲に大きな影響力を与えていることを明らかにしていく。