研究紀要 50 (2015) 請求記号 = [PB102 50]

著作者 青木 高志 ( Aoki Takashi )
タイトル コンサートマスターから見たオーケストラ演奏
( Viewpoints from Concertmaster on Orchestra Performance )
ページ 327-333
本文の言語 日本語
キーワード オーケストラ / 指揮者 / コンサートマスター / オペラ
抄録  オーケストラの中で、指揮者とコンサートマスターは重要なポストであろうと思われる。25年間、東京フィルハーモニー交響楽団・コンサートマスターとして弾かせて頂いた経験の中で、指揮者もいくつかのタイプがあることに気付いた。それらは微妙にオーケストラ・プレイヤーの心理状態に作用する。よい場合もあれば厳しい場合もある。それが「生」の音楽でもあるわけだが、様々な状況下、オーケストラ・プレイヤー、通称「オケマン」達はやり直しの効かないギリギリのところで対処していく。そして、コンサートマスターは全身を使って音楽の道筋を整え、よき音楽の生まれる「場」を作ろうと努力する。さらに「オペラ」という特別なステージでは、違った部分での経験・アンテナが必要となる。そんな「コンサートマスター目線」で見たオーケストラの人間模様、そしてコンサートマスターの仕事とは何なのかを考えてみた。