研究紀要 48 (2013) 請求記号 = [PB102 48]

著作者 神戸 愉樹美 ( KAMBE Yukimi )
タイトル ヴィオラ・ダ・ガンバの基本文献と解題 : 国立音楽大学附属図書館所蔵調査を踏まえて
( Bibliographical Introductions to Basic Sources on the Viola da Gamba : Research Based on Materials possessed by the Kunitachi College of Music Library )
ページ 13-24
本文の言語 日本語
キーワード 西洋古楽 / ガナッシ / オルティス / シンプソン / ルソー
抄録  ヴィオラ・ダ・ガンバは、16-18世紀西欧の貴族の楽器として誕生し、盛んに演奏された弓奏擦弦楽器である。その演奏習慣はロマン派の時代に途絶えたために、生き生きとした演奏には作曲家と聴き手が置かれた立場への知識と理解がことさらに重要である。その際には楽譜や楽器だけでなく一次文献が手がかりとなる。それらの原語は多言語に亘る古語で、演奏家一人では精通しがたいが、昨今では身近な言語による翻訳から容易に読めるようになった。それら全てのデータベースを求めて本校図書館の所蔵調査をした結果、ほとんどが所蔵されていた。本論では、その中から16世紀のイタリアとスペイン及び17世紀のイギリスとフランスの基本文献を選び解題する。特に時代の変遷にかかわる文言に焦点を当て、21世紀のヴィオラ・ダ・ガンバの作品と演奏はどうあるべきか、何を守るべきで何を変革してよいのかを学ぼうとするものである。
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