研究紀要 47 (2012)  請求記号 = [PB102 47]

著作者 末松 淑美 ( SUEMATSU Yoshimi )
タイトル sollen, zullen, shallの意味論的比較研究
( Vergleichende Studien zur Semantik von sollen, zullen und shall )
ページ 23-34
本文の言語 日本語
キーワード 話法の助動詞 / 対照研究 / sollen / zullen / shall
抄録  同じ語源に由来する話法の助動詞sollen(ドイツ語)、zullen(オランダ語)、shall(英語)の意味論的比較を試みる。本稿は、その第一段階である。辞書および文法書の例文を集めてコーパスとし、用法別の対照表を作成する。コーパスの規模は小さいが、いくつかの傾向をそこから読み取ることができる。たとえば、非認識的用法の1つで、sollenが「主語以外の意志」に由来する必然性を表しているのに対し、zullenやshallはより強く話者の意志を表現していること。いっぽう認識的用法では、sollenとzullenには「伝聞」の用法があるが、shallにはないこと。また、zullenやshallには、sollenにはない「話者の主観的推量」の意味があることなどである。三者の違いを概観し、報告する。