研究紀要 46 (2011)  請求記号 = [PB102 46]

著作者 佐藤 真一 ( SATO Shinichi )
タイトル ランケとペルツ
( Ranke und Pertz )
ページ 170-161
本文の言語 日本語
キーワード

ランケ / ペルツ / 『モヌメンタ・ゲルマニアエ・ヒストリカ』 / ヴァイツ / 史料批判

抄録

 近代歴史学のよって立つ基礎は、組織的に収集された史料の批判的吟味である。その意味で、ペルツによって編纂されたドイツ中世の史料集成である『モヌメンタ・ゲルマニアエ・ヒストリカ』(一八二六年以降)は画期的な意義をもつ。すでに『近世歴史家批判』(一八二四年)で、厳密な史料批判をおこなったランケはこのペルツの事業をどのように見ていたのだろうか。本稿はこの点を考察する。