研究紀要 46 (2011)  請求記号 = [PB102 46]

著作者 宮入 恭平 ( MIYAIRI Kyohei )
タイトル 3.11が日本のポピュラー音楽シーンに与えた影響
( Impacts of 3.11 on the Popular Music Scene in Japan )
ページ 115-126
本文の言語 日本語
キーワード 3.11 / ポピュラー音楽 / 文化産業 / チャリティ / 政治性
抄録  ポピュラー音楽は、音楽産業という文化産業がつくりだす商品として消費されている。しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災は、日本のポピュラー音楽シーンにさまざまな影響をもたらすことになった。平穏な日常生活のなかでは自明のものだったポピュラー音楽シーンにおける規範―音楽産業がつくりだす商品としてのポピュラー音楽の消費―は、3.11によって改めて問い直されることになったのだ。
 3.11が発生してから半年が経過したポピュラー音楽シーンは、3.11以前と比べて、何かが変わったのだろうか?あるいは、何も変わっていないのだろうか?
 本稿では、時間の経過―3.11以前、3.11発生直後、そして3.11以降―とともに変化を見せてきた日本のポピュラー音楽シーンについて検証しながら、自明のものとなっていたポピュラー音楽シーンの規範について考察する。