研究紀要 42 (2007)  請求記号 = [PB102 42]

著作者 末松 淑美( Suematsu Yoshimi )
タイトル 日独モダリティの意味論的対照研究をするための共通基盤を求めて : 1995年版と2006年版Dudenのsollenの意味記述を比較する
( Semantische Kriterien als Basis fur eine kontrastive Arbeit der deutschen und japanischen Modalitaten : Ein Vergleich der Beschreibungen uber sollen aus den Duden von 1995 und 2006 )
ページ 49-58
本文の言語 日本語
キーワード 話法の助動詞 / モダリティ / sollen / 意味論 / 対照研究
抄録 2006年にDudenの文法書が大幅に改訂された。話法の助動詞の意味記述も根底のコンセプトそのものが変わった。話法の助動詞の中でも、特に日本語とは異質の意味構造を持つsollenの意味について、新旧Dudenの記述を比較する。2006年版では、話法の助動詞の相互関係の中で意味が説明され、認知言語学の概念を取り入れてより明瞭な意味分類が行われていた。語彙的意味と文法的意味が明確に区別され、文脈的条件でも客観的状況と人の意志の作用とが分けて考えられていた。これらの新しい視点は、日本語と比較するために重要である。その一方で、意味の比較にはまだ多くの課題があることも、あらためて認識された。