研究紀要 42 (2007)  請求記号 = [PB102 42]

著作者 崎川 修( Sakikawa Osamu )
タイトル 前期ウィトゲンシュタインと表現の問題
( Ausdruck und Beruhrung beim fruhen Wittgenstein )
ページ 125-134
本文の言語 日本語
キーワード ウィトゲンシュタイン / 論理哲学論考 / 世界 / 表現 / 接触
抄録 本論文ではウィトゲンシュタイン前期の著作『論理哲学論考』におけるいわゆる「像」の理論を考察しながら、言語の持つさまざまな機能のうちの「表現」という側面に光をあてることを試みる。表象主義的な誤解を受けかねない「像」という概念装置の根底には、視覚的な表象モデルとは異なった「接触」のモデルが置かれていることを手がかりに、知の道具としての言語ではない、世界に出会う場としての言語=表現の独自性を発見する可能性を探っている。